2階のリニューアルに伴って、龍潭オリジナルの壁画を制作することになりました。
完成したらこの↓大きなガラス窓にはめ込みます。

このブログでは、現在制作中の壁画が完成するまでの過程と、絵のテーマや内容についてご紹介していきたいと思います。
制作工程は
(1)テーマを決める
(2)資料を集める
(3)内容を小さな紙に下書きする
(4)大きな紙に下書きを引き延ばし、細部を書き加えたり修正する
(5)水彩用紙に下書きをトレースする
(6)墨で線を描く
(7)水彩絵具で着色する
(8)スキャニングする
(9)大判プリンターで月桃紙に出力する
(10)ガラス面に張りつけ、完成
現在(3)までは終わっていて、ラフではありますがこんな絵になる予定です。
(クリックすると拡大します)

(全体)

(右側拡大)

(左側拡大)
この絵のテーマとして選んだのは、『龍潭池』。
店名に頂いたこの池は現在も首里にあり、人々の憩いの場となっています。
龍潭池は、14世紀に初めて三山を統一し琉球王国を作り上げた王・尚巴志(しょうはし)が懐機(かいき)という宰相に命じて作らせたと言われる人工池です。
首里は琉球王国の中心として栄え、龍潭の周りには琉球一の寺院である円覚寺(えんかくじ)や王侯士族の邸が立ち並び、池の汀には珍しい花木を集めた亜熱帯庭園のような安国山(あんこくざん)が連なっていたと言います。丘上に聳える首里城が龍潭の水面に映える風景を見て、首里は人文と自然が見事に調和した美しい城下町として、世界中から訪れる人々の胸に刻まれたのでしょう。
また琉球王国は中国から冊封を受ける際、その使者達をもてなすために七つの大宴会を開き、龍潭でハーリーをしてみせたり、琉球舞踊や組踊を披露したと記録されています。
世界の国々と交流した琉球が、文化の花を咲かせた在りし日の首里・龍潭に思いを馳せて、この絵は描かれます。
また工程(2)の資料探しに関しては、なんと沖縄歴史研究家の
亀島靖先生に協力なバックアップをしていただきました!
絵の内容や、絵の描き方等また少しずつ紹介して行きたいと思います。

(現在の龍潭)
この記事へのトラックバックURL
http://kokusai.ryutan.net/74
こんにちは
壁画の完成楽しみにしています。
頑張って下さいね
コメントありがとうございます。
頑張って完成させます。